保存料無添加、昔ながらの梅干し。
自家製堆肥の攪拌(かくはん)
ミネラル塩での塩漬
重しをして梅酢があがる
天日干し、早朝の反転作業
赤じそ畑
うめの栽培に一年間愛情を注いで取り組んでいます。
梅園を囲む九州の豊かな自然の中、夏、冬の剪定、芽かき、自家製堆肥での土づくり、そしてうめの木酢液を使用し低農薬栽培に努めています。5月下旬から始まるうめの収穫は7月中旬まで続きます。
1本の木から毎日、黄熟したものだけを一粒一粒、丹念に摘み取り、粒よりのうめとミネラル塩で漬込みます。約1ヶ月間の塩漬けを経て、三日三晩の土用干し。その後、自家栽培の赤じそをたっぷり入れて漬込みます。
樽の中では、梅干のクエン酸と赤じそのアントシアニンが長い熟成を重ね、うめは赤く染まり、まろやかな酸味とふくよかさを増して皆様のお宅へお届けします。
梅の木酢とは?
森梅園では木酢を使用し減農薬に取り組んでいます。アブラ虫の駆除「灰色カビ病」と言う菌にも効果を発揮しています。
森梅園で使用する木酢とは、うめの幹を燃やし炭を作る時に発生するケムリを冷やして得られる液体です。200種類以上の有機成分が含まれています。
除菌、抗菌作用があり、害虫駆除にも効果を発揮します。
人間身体の水虫にも効くということが自ら体験して分かっています。
手づくりの木酢抽出機。転がってるのは、梅の木です。後ろに広がるのは、ぶどう畑。インドネシアの研修生 ドウィさんと。
全国梅干しコンクール連続受賞!

梅園の梅干は、4年に1度行われる「梅干オリンピック」、過去4回行われた「梅干全国大会」において、全国の強豪相手に九州勢で3連覇を達成いたしました。この3連覇は、他の農家に類をみらず快挙です!!
南高梅で最優秀賞、七折小梅で優秀賞を頂いております。
使用した南高梅は自家製の堆肥で精魂こめて育てあげた木から摘み近隣で採れた自家栽培のシソとミネラル分が豊富な九州産の海塩とで漬込みます。
我家のこだわり
梅栽培の技術
どんなものでも作り手が変わると全く違うものが生まれます。我家の青果梅は健康に育てるので肌がピカリと輝いて元気そのもの。自家製堆肥、芽かき、夏冬の剪定、剪定した木を燃やして抽出した木酢液での低農薬に努め、1年間大切に愛情注いで育てています。
適期に収穫
熟した梅の実を1粒1粒丁寧に収穫し、漬け込みます。一本の梅の木でも上部と下部、北向きと南向きでは熟し具合が違います。収穫の時期は、毎日、時間をかけて見極めてから大切に手でちぎります。
昔ながらの梅干し
健康に育てた自家製の赤紫蘇をたっぷり使い、ミネラル塩だけで漬け込みます。無添加、無着色の昔ながらの梅干しです。梅の成分を損なうことなくそのまま漬け込んだ梅干しはミネラルが豊富で強力なアルカリ性食品。酸っぱさゆえに身体に良いのです。体を中和し、クエン酸をたっぷり含む梅はレモン以上に優れた疲労回復食。また、腸内細菌のバランスを保ちつつ、下痢、腰痛などの症状を改善してくれます。
手作業で詰めています
お客様からご注文いただいて初めて樽から梅干しをザルに上げます。
梅干しは柔らかくてとてもデリケート。梅酢の水気を切り、1粒1粒梅の裏表を見て手作業で詰め込んでいます。